パーラメンタリー(パーラー)ディベートは、英国議会を模したディベートの方式です。ディベート開始20分前にテーマが発表され、パートナーとその20分の準備時間を経て相手と戦います。即興でのディベートなので実践力がつきます。試合は与党側(賛成派)と野党側(反対派)に分かれて、「死刑廃止」、「安楽死合法化」といった社会問題から「バレンタインデーの廃止」といったふざけた議題まで様々なテーマでディベートをします。事前準備が要らない即興ディベートなので、気軽にディベートできます。

日本では関東や関西を中心に行われていて、九州ではまだメジャーとは言えません。しかし、国際的にはパーラー方式が主流で、アジア大会や国際大会も開かれています。九大パーラーでは、週2回の練習のほかに、関東や関西の大会・セミナーに参加しています。また、九州でパーラメンタリーディベートを広めるためにイベントを企画したり、国内外からディベート講師を招いてのイベントや勉強会などで積極的に活動しています。

Parliamentary Debateチーフ  加藤 槙也

新しくパーラーのHPができました!詳しい活動はこちら→http://www4.ocn.ne.jp/~qesspds/qsite/Home.html


◇パーラメンタリー・ディベートとは?

パーラメンタリー・ディベートはその名の通り英国議会を起源としたディベートスタイルです。肯定側と否定側に分かれて、それぞれが出した意見を議論し合い、ジャッジと呼ばれる方が勝ち負けを判断するという点ではアカデミック・ディベートと変わりありませんが、両者で大きく異なる点が3つあります。

まず議論が一般大衆の理解を得られるものでなければならないということ、試合毎に異なる論題が出題されるということ、そして論題が試合開始の20分前に発表されるということです。したがっていかにわかりやすく印象的なスピーチができるか、またさまざまな論題に対応できる広範な知識をどれだけもっているかがポイントになってきます。少し勝手は違いますが、与党と野党の国会答弁の様子を思い浮かべていただければいいかもしれません。「わかりやすく印象的なスピーチ」、「広範な知識」、「即興性」。この3つがパーラメンタリー・ディベートの大きな特徴と言えるでしょう。

パーラメンタリー・ディベートを支えるのは、英語力・ディベート力・情報力です。これらをバランスよく伸ばしていけば、大会などで勝ち進むことができるようになっていくだけではありません。普段の生活でも、例えば自分が前に出て話をするときやゼミなどで誰かと話し合うとき、また社会人として世の中の流れを知っておかなければならなくなるときに、やっててよかったなあと感じる瞬間がきっと訪れるはずです。

 

 

 

 

 

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